アルギニンの主な副作用5つと飲んではいけない人とその対策

アルギニンの主な副作用5つと飲んではいけない人とその対策
アルギニン 副作用
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子供の成長や勃起改善にアルギニンという成分が良いと聞き、いろいろと調べていると、アルギニンには副作用があるから危険などの記述をみて、怖いからやめようかなと思われているのではありませんか。よくわからないことはどうしても不安になってしまいますよね。

そこで、今日はアルギニンの具体的な副作用5つとその対策3つ、そしてアルギニンを摂取してはいけない人などについてお伝えしていますので、よく理解した上でアルギニンを摂取するかどうかの判断材料にしてください。

1. 主なアルギニンの副作用は5つあります

まずは、毎日に9g以上など大量のアルギニンを摂取し続けた際の副作用について、その主なもの5つをお伝えしています。ちなみに摂取目安量は体重1kgあたり50mgです。つまり体重70kgだと3500 mg の3.5gになります。

1-1. 頭痛が起きる

アルギニンには血管を拡張させて血流をよくする働きがあるので、脳内の血流が急激に増えることが原因で頭痛が起きることがあります。

1-2. 下痢になる

アルギニンは強アルカリ性なため、一度に多量に摂取すると、体質差、体調や臓器の状態によっては、胃が荒れて下痢になってしまう可能性があります。

1-3. 腎臓や肝臓への負担

アルギニンを大量摂取した場合、その代謝によって腎臓や肝臓などの内臓に大きな負担がかかります。内臓に疾患をお持ちの人は、稀ですがアルギニンの大量摂取で死に至るケースもあります。【※】適量であれば反対に腎臓や肝臓の機能を高める効果があります。

1-4. 子供の場合、巨人症になる可能性がある

小さい頃にアルギニンを毎日大量に摂取してしまうと、成長ホルモンの異常増加により巨人症といった難病にかかることが稀にあると言われています。

1-5. 統合失調症になる可能性を高める

統合失調症の原因には、遺伝的要素と神経伝達物質があります。その神経伝達物質の中にアミノ酸が含まれているので、アミノ酸であるアルギニンの多量摂取で統合失調症になる可能性を高めるといわれています。

【コラム】アルギニンで眠気を誘うはウソ?
よくアルギニンで眠くなったなどの話を見聞きしたりすることがありますが、それは勘違いのようですね。眠気にはヒスタミンという成分が深く関与していることはわかっているのですが、今のところアルギニンとヒスタミンの関係性は認められていません。

2. アルギニンの摂取によって健康被害を受ける人もいます

次に、極力アルギニンを摂取しなうほうがいい、また絶対に摂取してはいけいない人をその危険度順にお伝えしています。

2-1. ヘルペスの人

ヘルペスウイルスが増える際に必要な成分の1つとしてアルギニンがあります。そのためアルギニンがヘルペスを悪化させるのではないかと考えられています。念のためヘルペスの人はアルギニンを服用しないほうがいいでしょう。

【※】しかし一部の研究では濃度の高いアルギニンを摂取すれば、ヘルペスウイルスを抑制できるという報告もあります。

2-2. 低血圧の人

低血圧の場合、アルギニンは摂取しないようにしてください。なぜならばL-アルギニンは血圧を低下させる働きがあるからです。低血圧の人が、さらに血圧が下がると、めまいや貧血などの症状がでるようになります。

【ちなみに】同様の理由で高血圧治療薬を服用している人も血圧が下がり過ぎるので、アルギニン服用は控えましょう。

2-3. 心臓に疾患がある人

心筋梗塞など心臓に疾患がある人はアルギニンを服用するのは大変危険です。特に高齢者の場合は、実験によりアルギニンが心臓発作後の死亡リスクを高めることが判明しています。

3. アルギニン副作用の主な対策は3つあります

この項目では、主なアルギニンの副作用対策3つを手軽に行なえる順にお伝えしています。

3-1. 摂取量の目安を守る

アルギニン副作用が出るお主な原因は、多く摂取しすぎるからです。であればキチンと摂取目安量の体重1kgあたり50mgを守れば副作用が出ることはまずありえません。いくら目安量以上のアルギニンを服用しても効果はさほど変わりありませんので、1日の目安量は守りましょう。

3-2. アルカリ性を中和させて服用する

下痢などの副作用の原因は、アルギニンが強アルカリ性であるからです。ですから酸性であるフルーツジュースや黒酢や梅干し、レモンなどの柑橘類と一緒に服用するとアルギニンが中性になり副作用対策になります。また食後にアルギニンサプリを服用することでも、他の食材や胃酸と混ざり合い中和効果が期待できます。

3-3. クエン酸が配合されたサプリを選ぶ

アルギニンサプリの中でも酸性であるクエン酸が配合され、アルギニンの強アルカリ性が中和されたものを選ぶことで下痢や腹痛などの副作用を防ぐことができます。特に海外製サプリの場合は、アルギニン単体のものが多いので、自分でクエン酸を購入して一緒に服用するといいでしょう。

4. アルギニンが多く含まれている食品とサプリ

ここでは、アルギニンが多く含まれている順に、その食品名とサプリ名をお伝えしていますので、アルギニン摂取の際は参考にしてください。

4-1. アルギニンが多く含まれている食品

魚介類

食品名 100gあたりのアルギニン量
 かつお節  4300mg
 しらす干し  2500mg
 伊勢海老  2000mg
 すじこ  2000mg
 くるまえび  2000mg
 しばえび  1700mg
 毛蟹  1500mg
 しゃこ  1400mg
 クロマグロ  1400mg
はも 1400mg
きはだマグロ 1300mg
カツオ 1300mg
黒かじき 1300mg
サワラ 1300mg
しろさけ 1300mg

穀物類

食品名 100gあたりのアルギニン量
 干し湯葉   4400mg
 乾燥高野豆腐  4100mg
 きなこ  3000mg
 落花生  3200mg
 ごま  2700mg
 大豆(乾燥)  2700mg
 そらまめ  2400mg
 くるみ  2200mg
 アーモンド  2100mg
油揚げ 1600mg

肉類

食品名 100gあたりのアルギニン量
 ぶたゼラチン  7900mg
 鶏むね肉皮なし  1500mg
 くじら  1500mg
 鶏ひき肉  1500mg
 七面鳥  1500mg
 豚ロース  1300mg
 牛ひき肉  1300mg
 鶏肉  1300mg
 鶏もも  1300mg
鶏ひき肉  1200mg

数値参照元URL:http://arginine.zg08.net/a003http://アルギニン食べ物.biz/

4-2. アルギニンサプリ

サプリ名 1日あたりのアルギニン量
 Dr.senobiru  5000mg
 L-アルギニン5000プラス  5000mg
 バイタルアンサー  1600mg
 ドクターズチョイス HGH-Pro  1500mg
 小林製薬 エディケア  1380mg
 協和発酵バイオ アルギニン  800mg
 マックスオム  170mg

数値参照元URL:http://アルギニンシトルリン.biz/hikaku_ranking.html

5. アルギニンの良い効果にも注目したほうがいい

アルギニンは副作用ばかりが注目されていますが、ここでがその反対のアルギニンの良い効果6つをお伝えします。

5-1. 男性機能の回復

アルギニンは一酸化窒素の生成を強力にする働きがあります。その一酸化窒素は環状グアノシン一リン酸(cGMP)と呼ばれる物質を活性化させます。このcGMPは直接勃起力を高める物質なので、それだけ男性機能を回復させることができるというわけです。

5-2. 血流を増加させる

上記の一酸化窒素には、血液を供給する動脈の平滑筋を弛緩させ、血流を促進させる血管拡張作用もあります。また一酸化窒素の生成量を増やすことを繰り返すと、血管が丈夫になり、血管の老化防止にも役立っています。

5-3. 免疫力を高める

アルギニンは、白血球の働きを活性化させる働きがあります。この働きが、体内に侵入した細菌やウィルスを捕らえて撃退することで、病気などに対して人間が本来持っている免疫力が高まるというわけです。

5-4. 肝臓機能を助ける

肝臓は体内の解毒作用を司る臓器ですが、本来アルギニンにはアンモニアの解毒作用などが備わっています。さらにアルギニンよって生成される一酸化窒素には、肝細胞を保護し、肝障害を改善させる働きもあります。

【注意】ただしアルギニンを多量摂取し続けると、その代謝のため、肝臓の負担が多くなりますので気を付けましょう。

5-5. 肌の若返り

アルギニンはコラーゲン生成を促進させる働きがあるので、肌の保湿に効果があるといわれています。そのためアルギニンは若々しい肌作りには欠かせない成分の1つです。

5-6. 成長ホルモンの分泌促進

アルギニンは成長ホルモンを強力に分泌促進させます。成長ホルモンの分泌促進で、全身の代謝を増し、脂肪を減少させ、筋肉が増え、骨が丈夫になり、元気がみなぎり、学習能力や記憶力を高めるなどの効果が期待できます。

6. おすすめのアルギニンサプリメントの摂取方法

最後にアルギニンの効果を最大限に発揮させる方法として、最低でも知っておいた方がよい3つのポイントを挙げていますので、実際に摂取される際は、必ず守るように心掛けてください。

6-1. 一日の摂取量を守る

WHO(世界保健機構)によれば、成人男性に必要なアルギニン摂取量じゃ一日に6~7gとされています。ほとんどの場合、通常の食事で、約4g摂取できるといわれているので、サプリメントでは一日にアルギニン3gを摂取すればちょうどいいでしょう。なぜならば、少なすぎると効果が期待できなくなるし、多すぎると副作用の可能性が高まるからです。

6-2. 基本的には空腹時に摂取する

アルギニンを摂取した際に、胃の中に食べ物などがあると、どうしても体内への吸収率は悪くなってしまいます。はやりどうせアルギニンを摂取するなら、少しでのその効果は高くなるほうがいいので、極力空腹時に摂取するようにしましょう。

ただし胃腸が弱い人は、ほんの少し食べ物を胃の中に入れたから摂取したほうがいいかもしれませんね。

6-3. 就寝前に摂取する

昔からよく言われて言葉に「寝る子は育つ」ということわざがありますよね。実は、本当に人体は、寝ている間に成長ホルモンの分泌が多くなるのはもちろんのこと、その他、身体全体を整えている機能が活発に働いています。そのため、そのときにアルギニンを摂取していると、さらに成長ホルモンの分泌やその働きを高められます。

【私の感想】一年間アルギニンを摂取した経験があるのですが、いろいろ摂取方法を試してみて、結局は就寝2時間前までに夕食を済ませて、眠りに付く寸前に規定量のサプリメントを飲み続けた時が一番元気だったと、今思えば感じています。

7. まとめ

今日は、アルギニンの具体的な副作用5つとその対策3つ、摂取してはいけない人、そしてアルギニンが多く含まれている食品とサプリとアルギニンの良い効果をお伝えしましたが、参考になったでしょうか。

副作用については、この記事でお伝えした持病をお持ちの人以外は、海外製サプリを長期間多量に飲み続けなければ、それほど気にされる必要はないかと思いますよ。

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