勃起の仕組みをイラスト付きでどこよりもわかりやすく解説

勃起の仕組みをイラスト付きでどこよりもわかりやすく解説
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最近、何だか以前と比べてペニスに元気がなくなってきて、昔のように勃起力を取り戻せる方法はないものかと思っているが、本当に効果がある方法を見つけるには、はやりペニスが勃起する仕組みを知っておこうと思っているのではありませんか。

この記事では、2つあるペニスが勃起する仕組みについてと勃起力を強くする方法の概要をお伝えしていますので、ぜひ参考にしてください。では、はじめは1つ目の性的刺激を受けて勃起する仕組みからお伝えしていきます。

1. 性的刺激で勃起する仕組みの詳細

まず、勃起をする仕組みには、大きく別けて3つの身体の部位が順番に関連しています。

具体的には、上記イラストの「脳」→「脊髄神経」→「海綿体」になります。

最終的に海綿体が膨張して勃起に至る仕組みになります。では以降はその詳細を説明していきます。

1-1. 脳が性的刺激を受けてそれを各器官に伝えようとする

実際にまたは想像の中で、女性裸体を見たり、触れたり、喘ぎ声を聴いたり、いわゆる性的刺激を受けたら、五感の中でも特に視覚、聴覚、触覚によって、脳内で性的興奮が発生して、その興奮を身体の各器官に伝えようとしはじめます。

1-2. 脊髄神経などを通じてペニスに性的興奮を伝える

脳で発生した性的興奮は、背骨の中を通っている脊髄神経へ伝わり、その後、勃起神経を通じてペニスに到達します。勃起神経とは、脊髄下部から骨盤の中を通ってペニスに繋がっている神経のことです。

脳とペニスは隣接していないため、性的興奮は脊髄神経や勃起神経を伝ってペニスに届けられます。

1-3. 性的興奮の伝わり度合いは自律神経に影響される

脊髄神経や勃起神経には自律神経(交感神経・副交感神経)が大きく関わっています。性的興奮の伝達時に交感神経が優位だと、伝わりにくくなり、反対に副交感神経が優位だと、スムーズにペニスまで性的興奮が伝わります。

この自律神経は、精神との関係が強い神経なので、不安や悩み、緊張がある時は交感神経が優位になり、性的刺激を受けても興奮があまりペニスに伝わらず、勃起しにくくなるわけです。

1-4. ペニスに性的刺激が伝わる

副交感神経が優位だと、無事に性的興奮がペニスに伝わってきます。まずは、ペニスが膨張する構造を簡単なイラストで説明します。

ペニスには海綿体と呼ばれる部分があります。海綿体は細い糸のような血管が無数に集まったスポンジ状で、その周りを分厚い膜が覆われています。

そして、ペニスに性的刺激が伝わると、体内では一酸化窒素が放出され、血液中の一酸化窒素濃度が増えます。これが血管を拡張して海綿体へ血液が流れやすい環境を作って、勃起への準備が整います。

1-5. 海綿体に血液が大量に流入し勃起する

血中の一酸化窒素が増えると、同時にサイクリックGMPも増加します。このサイクリックGMPは、非勃起時には平滑筋の緊張によって閉じられている海綿体への血液入り口を緩まして開ける作用があります。

また海綿体には、サイクリックGMPを分解するPDE5という酵素が元々存在しています。このサイクリックGMPとPDE5がせめぎ合った結果、サイクリックGMPが勝利し、海綿体へ大量の血液が流入し始めます。

つまり、血管を拡張する一酸化窒素と平滑筋を緩ますサイクリックGMPの相乗作用でPDE5の働きを上回った結果、海綿体へ大量の血液を流入して勃起に至るわけです。

1-6. 勃起状態を維持し継続する

海綿体に流入した血液は、そのままだとすぐに静脈を通って流出して、勃起を維持し継続することができません。それでは、性行為という勃起の目的を果たすことができません。

では、どのようにして勃起を維持、継続しているかは、非勃起時と勃起時を比較しながら説明します。

非勃起時が、上図のように動脈や海綿体は細い血管を通じて流入した血液が、ペニス外側の静脈を通って流出し、循環しています。そのため勃起することはありません。

しかし、ペニスに性的興奮が伝わり、海綿体に大量の血液が流入し始めると、下図のようになります。

上図のように大量の血液が流れ込んで大きく膨れ上がった海綿体は、静脈を圧迫して血液の流出を防ぎます。これで血液が循環しなくなり、海綿体には血液が流入し続けるので、勃起を維持、継続できるわけです。

1-7. 射精後は自律神経の切り替わりで勃起が鎮まる

射精後もペニスが勃起したままだと、いろいろと不都合になりますよね。人間の身体は不思議なもので、射精をすると勃起が鎮まるようにできています。

前述しましたが、勃起時には自律神経の副交感神経が優位になっています。しかし射精などで性的刺激がなくなると、自律神経が副交感神経の優位から交感神経の優位に切り替わります。

そうなると、脳から発信している性的興奮が脊髄神経で滞り、ペニスまで伝わらなくなります。その結果、一酸化窒素とサイクリックGMPが減り、元々海綿体に備わっているPDE5という酵素の割合が増えて、血管拡張が止まって平滑筋が再び緊張し、海綿体への血液入り口が閉じられて、勃起が鎮まります。

2. 朝立ちで勃起する仕組みの詳細

次にもう1つの勃起する仕組みである朝立ちについてです。実は朝立ちっていっても、夜間もペニスは勃起を繰り返しています。

これを夜間陰茎勃起現象といいます。寝ている間は勃起しても気付かないので、たまたま、この夜間陰茎勃起現象が起きているときに目を覚ますと、勃起しているので朝立ちといわれているのです。

そして、この朝立ちは前項目でお伝えした「性的刺激」で勃起する時とは、違う仕組みで勃起しています。それをこの項目ではお伝えします。

2-1. 朝立ちはレム睡眠時間に起こる

人間の睡眠にはレム睡眠とノンレム睡眠の2つがあります。簡単に言うと、レム睡眠とは浅い眠りで、ノンレム睡眠とは深い眠りのことです。

そして、朝立ちは眠りが浅いレム睡眠の時間に起こっています。

ちなみに、夢を見るのもこのレム睡眠時ですが、エッチな夢を見ているから勃起しているのでは…と思われている人が多いようですが、朝立ちと夢に関連はありません。

2-2. 性的興奮ではなく自律神経の激しい切り替えで朝立ちする

朝立ちは、必ずレム睡眠時間に起こります。言い換えれば、性的興奮の有無にかかわらず勃起が起こっていることになります。

その理由は、レム睡眠時とノンレム睡眠時では、分泌されている脳内神経伝達物質が異なり、色々な物質が放出や抑制を繰り返して、自律神経の交感神経と副交感神経が頻繁に切り替わっているからです。

その切り替え刺激が、脊髄神経や勃起神経を通じてペニスへ伝わり勃起してしまうのです。このような仕組みで性的興奮がなくても朝立ちは起こるのです。

2-3. つまり前項目の1-1と1-3が省略されているのが朝立ちです

前項目の1-1と1-3とは、「脳が性的刺激を受ける」と「性的興奮の伝わり度合いは自律神経に影響される」の見出し部分になります。

朝立ちでは、性的刺激の代わりに自律神経の激しい切り替えが刺激になり、それが興奮になり、ペニスに伝わります。レム睡眠時だから必ず副交感神経が優位になっているので、自律神経に影響されることもありません。

その後の仕組みは、「性的刺激」で勃起する場合とほとんど同じです。最後の射精して勃起が鎮まるところは、朝立ちの場合、ノンレム睡眠になることで交感神経が優位になり、勃起は鎮まることがほとんどですが、場合によっては夢精という形の射精で勃起が鎮まることもあります。

3. 勃起力を強くする方法

この項目では、多くの男性が興味をお持ちと思われる勃起力を強くする方法を5つ挙げています。

3-1. ED治療薬を服用する

ED治療薬の成分には、勃起に必要なサイクリックGMPを分解するPDE5という酵素を減らす作用があり、その作用によってペニス海綿体への血流が増えて、勃起力を強くすることができます。

ED治療薬が勃起力アップになる詳しい仕組みは「バイアグラを100以上使った私がおススメするバイアグラ厳選集」でお伝えしています。

3-2. PC筋を鍛えるトレーニングをする

勃起力を強くするには、2つの手段しかありません。それは海綿体への流入血液量を増やすか、海綿体から流出する血液量を減らすかの2つです。このうち、流出する血液量を減らす効果的な方法にPC筋を鍛えるトレーニングがあります。

PC筋とは、骨盤底筋群の1つである恥骨仙骨筋のことです。このPC筋は、主に排泄をコントロールする役割をしていますが、血液を海綿体からの流出を防ぐ作用もあります。

具体的なPC筋を鍛えるトレーニング方法は「もしかしてペニスの中折れ?と感じた時に必ず読むべき記事」で詳しくお伝えしています。

3-3. 心理的疲労を取り除く

前述しましたが、勃起の仕組みには自律神経が大きく関わっています。そして、その自律神経は精神状態によって、交感神経が優位になったり、副交感神経が優位になったりします。

そのため、まずは会社や人間関係などでストレスやプレッシャーを感じているようなら、それを取り除くようにしましょう。また女性やセックスに対してコンプレックスがあるようなら、それも解消しましょう。

そうすることで、自律神経の副交感神経が優位になり、勃起力が強くなります。具体的な心理的疲労を取り除く方法は、https://minnakenko.jp/seishintekihirou-kanwasuru-itsutsu-houhou/ で詳しく解説されています

3-4. 男性ホルモンを増やす

男性ホルモンとは、男性のペニス、陰嚢、副性器の精嚢、前立腺の発育と機能の保持、精子生成機能の維持、体格、性格、音声、毛髪などのいわゆる男らしさの発達を促す化学物質です。

アンダーライン部分は、内容を吟味すれば、勃起力もペニスの発育と機能の保持に含まれますね。よって男性ホルモンが増えれば勃起力も強くなるわけです。

具体的な男性ホルモンの増やし方は「男性ホルモンの驚きの効果と自分の男性ホルモンの量を知る方法」で詳しくお伝えしています。

3-5. 持病を治療する

勃起力が弱くなっている原因が、現在患っている持病であることもあります。特に血液系持病では、糖尿病、高血圧、脂質異常症、心血管障害などを患っている人がその可能性があります。また神経系の持病では、脳出血、脳腫瘍、脳外傷などもその可能性があります。

もしも上記の持病をお持ちでしたら、健康を維持するためにはもちろんですが、勃起力を強くするためにも最優先で持病の治療に専念しましょう。

4. まとめ

今日の記事では、性的刺激を受けた場合と朝立ちの場合の2つの勃起する仕組みの詳細と5つの勃起力を強くする方法の概要をお伝えしましたが、参考になったでしょうか。

勃起する仕組みが分かったうえで、勃起力を強くする方法を探せば、自分に合った方法が見つかりやすくなり、失敗が少なく効率的であることはいうまでもありませんよね。

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