
今までは、自分のペニスは普通と思ってきたが、ネットなどで包茎の情報を見ていると、亀頭に皮を被っているので、もしかして包茎なのでは…と感じ、その治し方が気になっているのではありませんか。
そこで、今日の記事では、大きく分けて3タイプある包茎の治し方について、その詳細をお伝えしています。すべてその内容をしっかりと把握して、自分に合った包茎の治し方でトライしてみましょう。
1. 自分でできる包茎の治し方
まずは、手指や日用品などを使って費用をほとんど掛けずにできる包茎の治し方を3つ挙げています。主に仮性包茎に有効とされています。ただし包茎が治るまでに相当の期間が掛かることが多く、さらに体質ややり方によっては包茎が治らないことがあります。
1-1. 手指で剥き癖を付ける
入浴時などにちょっとずつ包皮をペニス根元方向に引っ張る
左手で亀頭を持ちながら、右手の手指で包皮をペニス根元方向に少しずつそっと引っ張りましょう。その際は亀頭やカリ部分をシャワーで洗います。最初はすぐに包皮が元に戻ると思いますが、剥き癖を付くように1日で最低3回~5回はこの動作を繰り返します。
包皮を引っ張る際に痛みを感じる場合は決して無理をしないように気を付けてください。強よすぎると包皮が切れて痛めてしまうことがあります。痛みを感じない範囲で構いませんので、毎日継続することを心掛けてください。
上記の動作を毎日行い、最低1か月~3か月は継続しましょう。またはじめ前にペニス全体と手指は洗浄して清潔にすることを忘れずに。
しっかりと包皮が剥けるようになったことを確認
勃起した亀頭が全部露出するようになるまで毎日、上記でお伝えした動作を繰り返してください。もしも途中にペニスに痛みや圧迫感があっても決してあきらめず妥協せず繰り返し行なってください。
そして平常時でも亀頭が露出しているようになったら包茎が治った証拠です。最後に包皮全体をカリ部分まで剥いてみて亀頭やカリ部分に圧迫感がないかを確認しましょう。
この治し方のメリットとデメリット
メリット | ・全く費用が掛からない。 |
デメリット | ・治るまで相当の期間が要する場合がある。 ・包皮の長さや皮膚質によっては治らない場合がある。 ・ペニスを傷める危険がある。 ・人によっては面倒で続かないことがある。 |
1-2. 絆創膏を活用する
ペニスを洗い清潔にする
包茎ペニスのカリ部分には恥垢が溜まりやすいので、まずは絆創膏を貼るためにしっかりと洗い流します。
ペニスの水気を取り包皮を剥く
絆創膏が途中で剥がれないように水気を丁寧に拭き取ります。そして亀頭が全部露出するように包皮をカリ下まで剥きます。
絆創膏をカリ下部分で強めに貼る
ペニスのカリ下部分に絆創膏を横にして貼ります。少しだけカリ部分にも掛かるように貼るのがコツです。そうすることで包皮が元に戻りにくくなります。また排尿がキチンとできる程度の強さで貼ることも忘れないようにしましょう。
ひどい違和感がないことを確認できれば完了です
この包皮が剥けた状態を絆創膏で固定するので、剥き癖が付き、包茎が治せるわけです。はじめの数回はちょっとコツを得るまで大変かもしれませんが、慣れてしまえばごく簡単にできるようになります。また個人差があると思いますが、軽度の仮性包茎の場合は2ヶ月程度で治るといわれています。
その他気を付ける点
【もしも包皮が戻ってしまったら】
絆創膏を貼ったまま、包皮を剥き直せば大丈夫です。外出中などは、トイレに駆け込んで包皮を剥き直しましょう。
【入浴外は貼っておく】
絆創膏でペニスがかぶれたなどの緊急時以外は、就寝時も含めて入浴時の貼り替え以外は常に絆創膏を貼っておくことがより早く包茎が治るコツです。
この治し方のメリットとデメリット
メリット | ・絆創膏代だけで済む。 |
デメリット | ・治るまでに長い期間が掛かる場合がある。 ・絆創膏で違和感がある。 ・包皮状態や体質体型により治らない場合がある。 ・ペニスがかぶれることがある。 |
1-3. アイプチを活用する
包皮の上からペニスをきれいに拭く
包皮が亀頭を覆った状態で、包皮表面に付いている汚れや水分、油分をハンカチやティッシュなどで拭き取ります。この際に丁寧に拭き取らないとアイプチの接着力が弱まり包茎の改善効果が薄れます。
アイプチを包皮表面に塗る
包茎のまま、つまりいわゆる皮被り状態のままで、亀頭を覆っている包皮表面の周囲にアイプチを塗ります。
その後、包皮を剥いてしばらく待つ
包皮を手でペニス根元まで剥き、完全に亀頭が露出した状態をしばらく保ちます。そして手を放してもアイプチの接着力で包皮が剥けたままになるまで待ちます。手を放しても包皮が元に戻らなければ完了です。
その他気を付ける点
【そのままでの性行為は危険】
アイプチを塗ったペニスで性行為をすることは相手女性に対して身体的に悪影響を及ぼす危険がありますので、もしもの場合は必ずコンドーム着けてから行いましょう。
【塗り直し方法は?】
アイプチの糊はお湯で取れるのでお湯で洗い落すか、お湯を含ませたガーゼやハンカチで拭き取れば、再度アイプチを塗り直すことができます。
この治し方のメリットとデメリット
メリット | ・アイプチ代の数百円程度でできる。 |
デメリット | ・体質によっては包皮が荒れることがある。 ・治るまでに長い期間が掛かる場合がある。 ・包皮状態や体質体型により治らない場合がある。 |
2. 矯正グッズによる包茎の治し方
この項目では、代表的な矯正グッズによる光景の治し方2つをお伝えしています。前項目の包茎の治し方より効果がありそうですが、両方ともグッズに包茎が治る保障は付いていないですね。
2-1. クマッキーネオを使用する
まずは、クマッキーネオという矯正リングをペニスのカリ部分に装着することで仮性包茎を矯正的に治す方法です。
包皮をカリまで剥いてクマッキーネオのゴム糸を巻く
はじめに包皮をカリ部分まで剥きます。そしてクマッキーのゴム糸をカリ部分に巻きます。その際は、必ず指を亀頭部分に添えてペニスと指を一緒に巻きます。
クマッキーネオの磁石部分をつける
そのまま指を添えながらクマッキーネオの磁石2つを付けます。この磁力が強力ですので、包皮が挟まると非常に痛いです。そうならないようしっかりと指でガードしてください。
ゴム糸が外れないように中指を抜く
クマッキーネオのゴム糸部分からそっと指だけを抜きます。
包皮を手繰り寄せて完了です。
カリ部分に包皮が余らないよう丁寧に包皮をペニス根元方向に手繰り寄せてから、クマッキーネオの位置を整えれば完了です。
【注意事項】必ず勃起時でなく平常時に装着してください。また必ず指を添えたうえで磁石に包皮を挟まれないようにしましょう。もしも指を添えず装着すると、2つの磁石に包皮が挟まれて痛みを感じることになります。
この治し方のメリットとデメリット
メリット | ・4,000円程度の出費で仮性包茎が治せる。 |
デメリット | ・装着方法を間違えると痛い。 ・必ず包茎が治るわけではない。 ・治るまでに長い期間が掛かる場合がある。 ・包皮状態や体質体型により治らない場合がある。 |
クマッキーネオを購入できるサイト → http://kumaneo.iinaa.net/kuma_parts.html
それと、他の人が、動画で分かりやすくクマッキーネオの使い方を解説されていましたので、参考にしてください。
2-2. キトー君を使用する
包茎の中でもカントン包茎を矯正するために開発された器具の1つにキトー君という包茎矯正グッズがあります。ここではその使用方法をお伝えしています。
キトー君の先端を包皮口に差し込み
はじめにキトー君の先端部分をペニスの先にある包皮口の中に差し込みます。キトー君の先端部分は丸くなっているので、亀頭を傷つけたり痛いということはありませんので安心してください。
キトー君のグリップで包皮口を広げる
グリップを握って包皮口を広げます。その際包皮口から外れやすいので、もう一方の手で外れないように包皮口を押えます。包皮口が80%ぐらい引っ張られている感覚で十分です。
毎日2回、20分~30分ほど広げる
キトー君で包皮口が広げている状態を20分~30分は継続します。これを1日2回行うとさらに効果的です。付属のストッパーを使えば20分~30分も手でリップを握り続ける必要はありません。早ければおよそ2週間でカントン包茎に改善がみられようですが、もちろん個人差があります。
キトー君を購入できるサイト : http://turumaki.net/affi/index.html ※ちなみにストッパー付きがお勧めです。
この治し方のメリットとデメリット
メリット | ・10,000円程度の出費でカントン包茎が治せる可能性がある。 |
デメリット | ・力度合いを間違えると怪我をする危険がある。 ・カントンの度合いによっては長い期間が要することがある。 ・同時に仮性包茎が治ることはない。 |
3. 手術による包茎の治し方
この項目では、確実に包茎を治せる代表的な3つの手術の方法をお伝えします。
3-1. 背面切開法で包茎手術を受ける
背面切開法とは、狭い包皮口を広くするために包皮の背面に縦の切れ目を入れて包皮口を広げる包茎手術の方法です。包皮を切除する手術ではないので仮性包茎を治すことはできません。
切開する長さを決める
亀頭冠の位置を確認して包皮背面に線をつけて切開する長さを決定します。
包皮の背面を切開する
包皮口をペニス先端方向に引っ張って亀頭を切らないようにして包皮だけを切開します。
包皮口の広がりを確認する
実際に包皮口を広げてみて亀頭がしっかりと露出することを確認します。
切開した箇所を縫合します
切開した箇所が再び癒着しないように切開面を処理して横方向に縫合します。
【注意】仕上がりが醜くなる可能性が高くなる
この方法は保険が使えるので費用は安いですが、術後のペニス仕上がりが醜くなることが多いようです。そのためペニスの見た目に拘りがなく、性行為さえできれば仮性包茎でも十分と思っている人しか受けられないほうがいいでしょう。
3-2. 亀頭直下埋没法で包茎手術を受ける
包皮の内板と包皮外板を切取ってカリ部分で切った箇所を縫合するという手術方法が亀頭直下環状切除法です。現在、最も施術数が多い包茎手術の方法です。
包皮外板の切開線を決める
包皮の上から亀頭を指で確認しながら、亀頭冠に沿って1周ぐるりと線で印を付けます。実際の切開線は、この線よりやや先端になります。
皮膚質によって切開線の位置を微調整する
厚いや硬い、収縮が少ない包皮の場合は、この切開線をさらにやや先端側に微調整します。また、埋没型包茎や勃起気味、先細り型のペニス、皮膚質が薄い、柔らかい包皮の場合は、逆に亀頭冠より多少根元気味に微調整します。
決定した切開線で包皮外板を切除する
特殊な鉗子で包皮をつまんで引っ張り亀頭の上部で切除します。勃起した長さを想定した上で、引っ張りあげて亀頭の先端先で切るので包皮を切り過ぎることはありません。
包皮内板の切開線を決める
包皮内板を動かすと、冠状溝にちょうど当たって亀頭が被さらない位置を確認できます。それが上側の切開点Aになります。そして、次にペニス下側の切開点Bを決めます。ペニス下側にある包皮小帯全体が残る位置が切開点Bなります。この点Aと点Bを結んだ線が包皮内板の切開線になります。
決定した切開線で包皮内板を切除する
上記図のように切開線に沿って包皮内板を切除します。
十分に止血をした後に包皮を縫合します
手術痕が目立たないように丁寧に亀頭直下部分で包皮の外板と内板を縫合します。
3-3. 根部環状切除法で包茎手術を受ける
一般の包茎手術といえば亀頭近くの包皮を切除しますが、亀頭近くの皮膚を切除する術法が根部環状切除法です。そのため手術痕は陰毛で隠れて目立たないのが最大の特徴です。包皮には一切メスを入れませんからペニス先端部は100%自然な状態です。
仮の切開線を決定する
亀頭直下環状切除法でお伝えした同じ方法で包皮外板のCラインと包皮内板のDラインを設定します。
ペニス根元の皮膚の切除量を計測する
包皮をペニス根元側に引っ張り、亀頭を露出させます。CラインとDラインの間の長さ(a)を測ります。これが切除する長さになるわけです。
実際に切開する線2つを決定する
ペニス根元の上側は陰毛の下端をE点とし、ペニス根元の下側はペニスと陰嚢の境目をF点として、E点とF点を結んだラインが切開線①になり、その切開線①からペニス先端方向に長さ(a)を進んだ箇所が切開線②になります。
皮膚を切除した後、止血して縫合する
2つの切開線に沿って皮膚を切除し、十分に止血した後、丁寧に縫合します。
【注意事項】この根部環状切除法は、包皮口には全くメスを入れないので、締め付けのない仮性包茎にしか有効ではありません。つまり真性包茎やカントン包茎などには無効です。さらに皮膚が硬い、先細りのペニス、埋没型包茎の人は、締め付けのない仮性包茎でもこの手術は不向きといえます。
4. それぞれの包茎の治し方に掛かる費用目安
ここでは、私がネットなどで調べて分かった包茎の治し方ごとの費用目安をお伝えしています。
包茎の治し方 | 費用目安 | 仕上がり | 期間目安 |
自分でやる | 0円~数百円 | 余分な包皮が残るのでカリ部分に弛みが出る | 半年~数年 |
包茎矯正グッズ | 1万円前後 | 余分な包皮が残るのでカリ部分に弛みが出る | 数か月~2年 |
包茎手術 | 10万円~25万円 ※オプション費用は除く。 |
包皮がなくなり自然な男らしいペニス | 2週間~1か月 |
5. 仕上がりと期間と手間を含めたコスパが一番良いのは包茎手術
ここでは、自力や矯正グッズで包茎を治すより結果的には包茎手術が一番、コスパも良い理由3つをお伝えしています。
5-1. 他の治し方は仕上がりが悪く、少額の費用でもコスパが悪くなる
包茎を自力や矯正グッズで治すと、ほとんどの場合、クリ部分で包皮がダブつき、仕上がりは決してきれいになりません。それだと満足度も低いので、掛けた期間や手間を考慮すると非常にコスパが悪くなってしまう可能性が高くなります。
5-2. 他の治し方は期間コスパが悪くなる可能性がある
包茎手術以外の2つの治し方では、一日30分で3か月~2年もの期間が掛かるといわれています。その期間を時間に換算すると、45時間~365時間になります。それに東京都の最低賃金である時給932円を掛けると、41,940円~340,180円もの目に見えない費用が掛かっていることになります。
それにプラスして絆創膏やアイプチ、矯正グッズの代金が上乗せになりますよね。このように厳密に計算すると、包茎手術以外の治し方でも結構多額のコスパが掛かっているのがわかります。
5-3. 他の治し方はそもそも手間を掛けても包茎が治らない可能性もある
しかも動作のコツや矯正グッズの使い方がよく理解していないと、全く包茎が治らないどころか、改善さえもされないこともあります。はじめの段階で、自分には合っていないと気づけばまだいいですが、1年2年経過してから、自分は要領が悪いと気づいたら、最悪の場合、手間に相当する数十万円以上をドブに捨てるとの同じ行為になってしまいます。
5-4. 一方、包茎手術は短時間で確実に自然な仕上がりで治る
すでにお伝えしたように、包茎手術は、はじめに数十万のコストが掛かってしまい、コスパが悪いと思われがちですが、実際はそんなことはありません。その理由は、包茎手術を受ければ、他の治し方では絶対にできない余分なペニス包皮を切除、つまり切り取ることになるので、必ず確実に短期間で自然な仕上がりで包茎を治すことができるからです。
そのため、包茎手術が結果的に仕上がりと期間と手間を含めたコスパが一番よくなる可能性が高いといっていいでしょう。
6. 失敗しない包茎手術先の選び方
しかし、包茎手術であれば、どこで受けても同じコスパで包茎が治るわけではありません。どの業界でもそうですが、多くの人が心配しているように包茎クリニックの中でもいわゆる悪徳クリニックも存在しています。そんな悪徳クリニックに騙されて包茎手術を受けないためには、包茎業界を取り巻く環境をある程度知っておかなければなりません。
例えばネット上での口コミやランキング、それに「切ってはいけません」などとあたかも包茎の真実を謳っているかのような書籍など、多くの偽り情報が包茎業界では氾濫しています。
そこで「包茎手術を受けた私が語るカウンセリングから包茎手術の全て」では失敗しない包茎手術先の選び方を詳しくお伝えしていますので、ぜひ参考にしてください。
7. まとめ
今日の記事では、包茎の治し方3つの詳細とその費用目安、包茎手術をお勧めする理由と包茎クリニックの選び方についてお伝えしましたが、参考になったでしょうか。キチンと包茎を治すためにしっかりと比較検討してうえでその治し方を選びましょ